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我が家は特別たくさん収納を設けたほうではありませんが、LDKも各人の部屋も、あまり散らかることがありません。
これは、家のおかげだと思っています。
どういうことか？

まず、気に入ったデザインのものしか極力置かない。
すると物が少なくてかっこよくも快適な空間になり、自分でもその空間を自然と維持したくなる。つまり、物をきちんと定位置に戻す。ずっと置きたくないものは片づけるか、そもそも買わない。

次に、使い勝手のよい収納空間を作ったこと。
広さよりも使いやすさを優先し、効果的な棚板を物置に配置したり、作る前にそこの何を収納するかよく考えてそれに合った空間をデザインしてもらいました。

家づくりの話し合いではつい間取りや設備に熱中して、収納の中まで考えるのは面倒になりますが、あのときの頑張りが快適な今をつくってくれました。

あまり貯金のなかった我が家ですから、資金計画はかなり慎重に組み立てました。
まずは住宅メーカーから紹介されたファイナンシャルプランナーさんと会って、ライフプランの把握と生命保険の加入で全体像をつかみました。
それによって計算した自分たちの予算で建て替えを計画していったので、漠然とした不安はなくなり、「これはできるかできないか」という線引きが明確になりました。
あとは身の丈に合った設備やサービスを選択していく、これに尽きます。
限られた予算で、品質とデザインをできるだけ妥協せず物を選んでいったので、結果は満足できるものになりました。
無理のないローン、明確な見通し。あ、家計簿もちゃんとつけてますよ。
これで我が家は安心して毎日を送っています。

旧日本家屋を解体し、今の家に建てかえてちょうど1年半です。
もっと貯金してから、と思っていたのですが周囲の勧めもあって結婚2年目に建て替えました。
断熱のすごさを日々実感しています。
真夏と真冬でなければ、我が家は快適な温度でエアコンいらず。
24時間換気システムのおかげで、納戸もいやなにおいがこもったりしません。
早く建て替える決断をして、本当によかったです。