失敗しない家づくりのためにはじめようUseful Information
注文住宅入門

家族の住まいについて“注文住宅で建てる”ことを考えたことはありますか? 「注文住宅なんてムリ!」「お金や住宅ローンが心配!!」といった懸念を抱く方もいらっしゃるでしょう。しかし、住宅取得のための減税制度や、国や地域限定の様々な補助金制度を上手く利用したり、住宅パートナーと協力して予算内で希望通りの注文住宅を建てた方もたくさんいらっしゃいます。また、家づくりからはじまる絆もあるでしょう。注文住宅で住まいづくりを成功された方の「のびのび子育てができる」「家族のコミュニケーションや笑顔が増えた」「家族の時間が増えた」といった意見にも注目です。
住まいを得るための方法には、「建てる」「買う」「借りる」の3つの方法があります。3つの方法といっても、「注文住宅で家づくりをする」「今ある家や中古の家を購入してリフォームする」「建売とよばれる既に建築済みの家を購入する」とバリエーションは色々とあります。イエルカムの注文住宅入門で、それぞれどういったメリット・デメリットがあるのか考えてみましょう。
「建てる」「買う」「借りる」の比較とメリット・デメリット

1、新築で家を建てる
新築とは、新たに戸建で家を建てることです。戸建・一戸建てとは、地面に接し一棟独立して建てられた住宅のことでいわゆる“一軒家”、マンションやアパートなどの集合住宅や共同住宅と区別されています。新築で建てるには3つの方法があります。
- 注文住宅
- “注文住宅”とは、持っている土地や購入した土地に、安心・信頼の住宅パートナーへプランや間取りの希望を伝え、家づくりを依頼する建て方です。自由度が一番高い建て方ですが、一からすべて考えなくてはなりません。それだけに醍醐味があります。
メリット
- ライフスタイルに合わせたプランや間取りができる。
- 住宅の基礎や構造、住宅設備を納得して選択できる。
- 自分たちに必要なものだけを取り入れることができ、コストダウンにつながる。
デメリット
- 同じものがないので、図面やショールームなどからイメージして計画しなくてはならない。
- 打ち合わせやプランづくりに時間がかかる。
- 費用が割高になることがある。
- 建設条件付土地
- “建設条件付土地”とは、住宅パートナーの所有している土地をマイホーム用に購入し、その住宅パートナーのプランや商品で家づくりをする方法です。あくまでも土地の契約ですが、購入にあたっては一定期間内に建築請負契約(その土地に住宅を建てるという契約)をしなければならないという約束事があります。
メリット
- ある程度決められている範囲で選ぶので、迷いが少なくなる。
- 価格的にお得なケースが多く、金額がある程度確定しているので予算内に収まりやすい。
デメリット
- 家づくりを依頼する住宅パートナーを変更することができない。
- 必要のない住宅設備や好みとは合わないデザインを受け入れなくてはならない場合がある。
- 建売住宅
- “建売住宅”とは、住宅パートナーによって建てられた家を購入することです。建売住宅には、完全に完成した住宅を購入する方法とまだ建てられていないケースや工事中のケースもあります。建設条件付土地取引との違いは、土地と住宅をセットで購入するというところです。
メリット
- 既に完成している家やモデルがあるので、実物を見て購入ができる安心感がある。
- 価格的にお得なケースが多く、金額が確定しているので予算内に収まりやすい。
デメリット
- 住宅設備機器などをほとんど変更できず、必要のない住宅設備や好みとは合わないデザインを受け入れなくてはならない場合がある。
- ライフスタイルを家に合わせなくてはならない。
2、「買う」「借りる」についても考えてみよう

- 中古住宅を購入する
- 気に入れば、新築で家を建てるときのような打ち合わせやプランニングの必要がない、中古なので新築のように「汚したり傷をつけてはいけない」といった気兼ねがなく、なんといっても価格が安いといったメリットがあります。間取りに自由度がなく家にライフスタイルを合わせなくてはならない、築年度にもよりますが補修が必要なケースもあります

- 戸建・一戸建てを借りる
- 「戸建・一戸建てを借りる」場合は、新築で家を建てるときのような打ち合わせやプランニングの必要はありませんが、借りているものなので「汚したり傷をつけてはいけない」また賃貸をやめた場合には現状復帰をしなくてはなりません。しかし、気軽に転勤や家族構成の変化といったライフスタイルに合わせられる、住まいを変更できるといったメリットがあります。

- マンションを購入する
- 家を建てるときの打ち合わせやプランニングの必要がなく、オートロックなど防犯性が高い、学校や病院、スーパーなどの利便性が高く立地が良いといったメリットがあります。駐車料・管理費・修繕積立金がずっとかかる、マンション内のルールや、足音、子どもの泣き声といった生活音に気を使うなどの共同生活の煩わしさは考慮しなくてはなりません。

- マンション・アパートを借りる
- 「マンション・アパートを借りる」場合は、上記の「マンションを購入する」に加えて賃貸料がかかり、借りているものなので「汚したり傷をつけてはいけない」また賃貸をやめた場合には現状復帰をしなくてはなりません。しかし、気軽に転勤や家族構成の変化といったライフスタイルに合わせ、住まいを変更できるといったメリットがあります。
失敗しない注文住宅のために
失敗しない家づくりのために、それぞれの「建てる」「買う」「借りる」についてのメリット・デメリットを踏まえ、どういった選択をするか家族皆でよく考えることが大切です。安心・信頼の住宅パートナー探しのイエルカムでは、全国の注文住宅やリフォーム・リノベーションの施工事例を検索することができます。