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プロが教える!家づくりと暮らしのヒントSpecialist's Hints

マネー:
ライフプランのススメ1

2012.11.22

今、住宅業界では購入希望者が殺到し、久し振りの住宅ブームに沸いています。
その理由は「低金利」や「消費税」などいくつかのキーワードが関係しているようです。住宅会社の広告をみても「今がチャンス!」という見出しが躍り、消費者の購買意欲を刺激するのでしょう。

家は一生に一度の大きな買い物と考えている人は多いはずです。どんな場所に住もう、外観はこんな感じ、間取りは、壁紙は…。家づくりは本当に楽しいものです。自分自身も前職で10年間注文住宅の営業を経験し、たくさんのお客様の家づくりをお手伝いしました。しかし、当時販売する側の立場であった自分にとって、あくまでも引渡しがゴールであり、住宅ローンを払い続けていくお客様の生活イメージは考えた事がありませんでした。
ここに、販売する側と購入する側のギャップが生まれるように感じました。

販売する側は当然1円でも高い商品を買ってもらいたいでしょう。購入する側はいろいろな情報を集めて判断するのですが、結局は圧倒的な知識の差で販売側(プロ)の主導で家づくりが進んでいくことも少なくないのが実情のようです。

その家づくりの中で一番問題になるのが住宅ローンの借入額です。
年間100件以上の購入相談を受けますが、約2割は借入額に問題があるケースです。確かに銀行から承認(希望融資額OK)が出ているので、一見問題が無いように見えるのですが、実際には「借りられるローン金額」と「返済できるローン金額」は明らかに違うのです。
そこに欠けているのは、家族のこれからの人生設計=ライフプランです。

教育・住宅・生活費・車などの耐久消費財・老後資金…、100世帯あれば100通りの考え方があり、100通りのライフプランがあります。
人生における様々な支出を明確にしたうえで、「返済できるローン金額」を導き出すことが、住宅ローン破綻を起こさない一番の方法なのです。

残念ながらライフプランを推奨する住宅会社ばかりではないのが実情です。
なぜなら、販売する側はあまり長期的な現実に目を向けさせたくない(将来の漠然とした不安は誰でもあるはず→テンションが下がる)、できればハイテンションのまま契約まで持ち込みたい。これが本音なのかもしれませんね。ですから、購入する側もしっかりと見極める目を持つことが大切です。

次回はライフプランを立てる上でのポイントをご紹介いたします。

Author

ファイナンシャルプランナー 奥田和彦

2000年にファイナンシャルプランナー(AFP)の資格を取得。マイホーム取得に精通したFPとして、住宅購入を考えているお客様がより安心して計画を進めれるよう、北海道で年間100件以上の個別相談とアドバイスを行なっている。

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