家用語辞典Words
あ行
あ
- IHコンロ[ あいえいちこんろ ]
電磁調理器。
電磁気によって鍋の金属部分が熱くなることを利用した調理器具。
火を使わないことから安全性で取り入れる家庭が増えている。 - 相見積もり[ あいみつもり ]
建築工事を依頼する時に業者の選択をする為に、同一の条件・図面を示し見積もりをしてもら事。
もっとも条件の良い依頼先を選ぶ事ができる。
金額だけでなく、内容や対応なども比較して決める事が大切。 - アイランドキッチン[ あいらんどきっちん ]
流し台を台所の中心部に島(アイランド)のように配置したキッチン。
- 上がり框[ あがりかまち ]
玄関など段差のある部分に使う化粧材の横木。
- アコーディオンドア[ あこーでぃおんどあ ]
アコーディオンのように折りたたんだり、引き伸ばしたりして開閉する扉。
間仕切り代わりに用いる場合もある。 - アトリエ[ あとりえ ]
絵画、彫刻などを制作する部屋。採光条件を一定にしやすい事から、北側に配置する事が多い。
- アプローチ[ あぷろーち ]
道路や広場から玄関へと導く通路。植栽や塀などで個性を表現したり、近隣との調和をはかる事ができる。
北海道の場合は、雪の対策も忘れてはならない場となる。 - 雨仕舞[ あまじまい ]
雨が降り込んだり、雨水がしみ通る事を防ぐ為の方法や納まりの事。
- アルコーブ[ あるこーぶ ]
室内の壁の一部を凹ませて造られた空間。
置物や絵を掛けるなど部屋に個性を表現できる空間。
和室の床の間も、一種のアルコーブ。 - アンカーボルト[ あんかーぼると ]
土台又は柱脚を基礎に緊結する為に基礎コンクリートに埋め込むボルト。
- アーチ[ あーち ]
組積造(石造・レンガ造)の建築物の出入口・窓などの開口部の上部に円くかけ渡された部分。
- RC造[ あーるしーぞう ]
鉄筋コンクリート造(Reinforced Concrete)の略。
建物の主要構造部を鉄筋コンクリートで造ったもの。
柱、梁、壁などの鉄筋を組み、型枠を付けてコンクリートを流し込んで造る。
い
- イニシャルコスト[ いにしゃるこすと ]
住宅を造るのに必要な初期費用。
本体工事費、設備工事費、外構工事費、設計費、工事監理費など完成するまでにかかる総費用。 - インシュレーションボード[ いんしゅれーしょんぼーど ]
断熱、吸音用の建築材料で、植物の繊維を原料に加工・成型した軟質の繊維板。
う
- ウオークインクローゼット[ うぉーくいんくろーぜっと ]
人が歩いてはいるくらいのスペースのある衣類収納庫。
- 内断熱[ うちだんねつ ]
木造住宅や鉄骨造の住宅で柱と柱の間に断熱材を充填する方法で、充填断熱とも言う。
鉄筋コンクリート造の場合は、骨組みの室内側に断熱材を打ち込む(吹き付ける)方法をとる。 - 内法寸法[ うちのりすんぽう ]
対面する二つの部材の内側から内側までの距離(長さ)。
- 打放しコンクリート[ うちはなしこんくりーと ]
コンクリートの面に仕上げ(タイル、モルタル)を施さず、コンクリートの素肌そのものを仕上げとする。
上質のコンクリートや型枠を使用し、特に注意して施工する必要がある。 - 内開き戸[ うちびらきど ]
廊下から部屋へ、外部から室内へ向かって開ける戸。
- 内訳明細書[ うちわけめいさいしょ ]
工事に必要な材料や人員の数量・価格を細かく書き出した物。
- ウッドデッキ[ うっどでっき ]
木材で床組みした外部スペース。
リビングやダイニングから出入りできるように造る事が多い。 - 埋め戻し[ うめもどし ]
根切りで掘った部分に、基礎工事や地下工事をした後で必要な部分まで土砂を埋め戻す事。
- ウレタンシーリング材[ うれたんしーりんぐざい ]
ウレタンを主原料とした合成樹脂の防水用充填材。
サッシ廻りなどに使用する。
え
- 衛生設備[ えいせいせつび ]
建築物に設ける給水・給湯・排水・換気・衛生器具などの設備。
- エクステリア[ えくすてりあ ]
住宅の外廻りで、門・塀・植栽等のことをいう。
- S造[ えすぞう ]
鉄骨造。
建物の主要構造部(柱や梁など)を鋼材で組み立てたもの。 - FRP[ えふあーるぴー ]
プラスチックをガラス繊維で補強した材料。
- FE方式[ えふいーほうしき ]
湯沸かし器や暖房機の給排気方式で、排気のみを強制的に行う方式。
- FF方式[ えふえふほうしき ]
湯沸かし器や暖房機の給排気方式で、給気も排気も強制的に行う方式。
- エマルジョンペイント(EP)[ えまるじょんぺいんと ]
アクリルなど合成樹脂系の塗料で、水性で速乾性があり、広く用いられる。耐アルカリ性があるので、コンクリート面にも使われる。
- 縁甲板[ えんこういた ]
縁側や廊下などに使用される、厚さ15~18㎜、幅100㎜前後の材料。
- 延焼のおそれのある部分[ えんしょうのおそれのあるぶぶん ]
隣地との境界線や敷地が面する道路の中心線から、1階が3m以内、2階以上が5m以内にある建築物の部分の事。
この3m、5mの線を延焼ラインという。 - ALC版[ えーえるしーばん ]
高温高圧蒸気養生して造った軽量気泡コンクリート版。
断熱性・耐火性に優れ、壁材・床材・屋根材として使われる。
お
- オイルステイン(OS)[ おいるすていん ]
木材などに染みこませて色を付ける油性系塗料。
被膜がないので耐久性はない。 - オイルペイント(OP)[ おいるぺいんと ]
乾燥に時間がかかるが丈夫なので、外部や金属部などに使う。
- 横架材[ おうかざい ]
木造建築物の骨組みで、梁・桁・土台などのこと。
- 大壁[ おおかべ ]
木造建築物で、柱・間柱を両面から包む壁。
壁内部で筋違いや補強金物を施工する事により、構造上強固な壁にする事ができる。 - 大引き[ おおびき ]
床組材で、根太を支える横木。間隔を狭くして、直接床下地板を受ける場合もある。
- 踊場[ おどりば ]
階段の中間に設ける足休めの空間。転落防止など安全性から設ける場合もある。
- 帯筋[ おびきん ]
鉄筋コンクリート造の柱の主筋を巻いた鉄筋で、フープとも言う。
剪断力に対する補強筋。 - 親子ドア[ おやこどあ ]
観音開きの扉の幅が、大小に分かれている戸。
普段は小さい方を固定して必要に応じて広い開口にする事ができる。 - 折たたみ戸[ おりたたみど ]
扉自体を折りたたむ事ができ、開閉に場所をとらないので、収納スペースの扉や、間仕切り代わりとしても用いられる。
- 温水暖房[ おんすいだんぼう ]
ボイラーで発生させた温水を、各室に設置した放熱器(パネルヒーターなど)に循環させて部屋を暖める暖房方式の事。
- 温風暖房[ おんぷうだんぼう ]
空気調和機などで加熱した空気を、ダクトを通して送り込み部屋を暖める暖房方式。
空気浄化ができるので、室内環境を良好に保つ事ができる。 - オートロック[ おーとろっく ]
特にマンションなどで、住人以外の人が建物内に入るのを防ぐ為に、リモコンで錠を開閉する方式の事。
一階のインターホンで訪問を告げ、住人が確認してから鍵を解除し、建物内へ入る事ができるシステム。
最近の建物は、防犯上の観点から普及率が高い。 - オープンキッチン[ おーぷんきっちん ]
キッチンとダイニングの間に壁を設けずに、つながった空間としているキッチン。
- オール電化[ おーるでんか ]
給湯、冷暖房、調理設備など、住宅の熱源を電気でまかなうシステムの事。